トリスクラシックが安い理由|考察と口コミ

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トリスクラシックが安い理由

モルト原酒との関係性

トリスクラッシックが安いのはモルト原酒との関係性が深く関わっているからだろう。

モルト原酒というのは、大麦を発芽させた麦芽(モルト)のみを原料として造られるウイスキーの原酒で単にモルトウイスキーとも呼ばれているものだ。

このモルト原酒は生産コストが高く、安価なトリスクラッシックなどのウイスキーには使用率が低いので低価格で販売しているのだ。

そこでモルト原酒の使用率が低くてもウイスキーと呼べるのかという疑問が出てくるがそれを知れるのが次のウイスキーの定義である。

ウイスキーの定義とは

ウイスキーの定義とは各国により異なるが日本では

・発芽させた穀類と水、または発芽させた穀類・水で穀類を糖化・発酵させたアルコール含有物を蒸留したものであること
・蒸留の際の溜出時のアルコール分が95度未満であること
・法的に定められたアルコール等の物品を加えたものであること

などだ。

なのでモルト原酒の使用率が低くてもトリスクラッシックなどがウイスキーと呼べるのである。

原酒の熟成年数

よく高価格なシングルモイストウイスキー山崎を呼ぶ時に25年ものという呼び方をしているのを耳にしたことがあるのだが低価格なトリスクラッシックなどのウイスキーではなかなかそうは呼ばない。

そこで筆者は熟成年数も低価格と関連がありそうだと考えたのだ。

ウイスキーの原酒は木樽により貯蔵熟成され、ウイスキーの原酒を入れた木樽はただ置いておけばいいと言う物では無く、温度や湿度を調整しながら品質を維持出来る様にしなければならず、それに関わる施設の維持費や人件費などが価格に上積みされているのでシングルモイストウイスキー山崎などのウイスキーは高価格になってしまうのである。

だが低価格のトリスクラッシックなどのウイスキーは原酒の熟成年数も少なく生産コストがさらに低く抑えられているので低価格で販売されている。

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トリスクラシックの口コミ

何度もリピート購入しています。

コスパ最高ですし、味も十分満足できます。昔から続いているこのメーカーの味ですね。

おいしい酒を飲みたくて、お酒のコストが気になっている人には間違いなくお薦めできます。

いつもお世話になってます。変わらない品質に感謝です。

ウイスキー(ハイボール)初心者にマジ推薦します。値段は安く、味はうまい、コスパイイです。

価格も安く、比較的美味しいウイスキーだと思います。

初心者には、比較的手の出しやすいウイスキーかと思います。

クセがなくてハイボールに合うので、トリスが一番好きです。

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まとめ

トリスクラッシックが安く低価格で売られているのは

・生産コストが高いモルト原酒の使用率が少ないこと
・原酒の使用率が少なくてもウイスキーと呼べること
・原酒の熟成年数を少なくし生産コストが抑えられていること

これらのことから筆者は安く低価格で美味しいトリスクラッシックを長年販売していると推測したのである。

この低価でここまでのクオリティを維持し続け70年近くも愛され購入され続けているのはとてもすごいことだ。

高価格なシングルモイストウイスキー山崎などのウイスキーはてまひまや温度や湿度など時間もコストも維持費も人件費もかかっているので高価格だがより美味しいウイスキーを飲めるのだ。

高価格なシングルモイストウイスキー山崎も美味しいのだが低価格で長年愛されてきたトリスクラッシックはやさしく甘い香りと丸みのあるなめらかなバランスの取れた味わいで割っても美味しくロックでのんでも美味しいのでぜひこれを気に購入してトリスクラッシックの良さを感じていただきたいものである。